奇跡の連続と完全透明化へのチャレンジ

会社を創業して、4ヶ月半が経過しました。

一応社長席?横の窓から夕日がいつも綺麗です。

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そんな中、奇跡のようなことがいまだに続いており素晴らしい仕事をさせていただいています。

 

奇跡① 凄いメンバーがどんどん参加を表明してくれている

色んなご縁もあって、超優秀な凄いエンジニアが手伝ってくれるようになりました!

 

奇跡② 様々な業界の有名企業からホントにバラエティに飛んだお仕事依頼

マーケティングは皆無ですが、口コミやらパートナー企業からの紹介などで毎日のようにお仕事の話をいただきます。

毎回毎回全く違う案件ばかりでその度に社内のみんなで手法を話したり、顧客価値について衝突したり、頭は疲れますが、ホントに楽しい。

 

奇跡③ 色んな優遇やタイミング

ご縁があって、本来高額なイベントに無料で参加させていただいたり、海外イベントに招待されたり、そしてたまたまその海外イベントの国で用事ができたり、効率が良過ぎて引きます。。。飛び込みで大手企業さんがウチの会社に挨拶しに来たのにもビックリした。。。

 

 

そんなこんなですが、弊社KICONIA WORKSはAIなどのテクノロジーを活用したビジネス・システム開発の会社ですが、一方で前代未聞の組織設計にチャレンジしています。徐々に書いていこうと思いますし、成功したら本でも書いてやろうと思いますが、その中の1つである完全なる透明性へのチャレンジの1つを紹介したいと思います。

 

経営数字と給与の完全透明化!

 

PLとCFを完全に社内に公開しています。

全社員がいつでも上記の実績と見込をみることができるようになっています。

何故そうしているか

社員全員に経営に参加してもらいたいし、経営目線を持って仕事に取り組んで欲しいし、起業したときに役立つ知識や経験をして欲しいと考えているからです。

 

ガバナンス上、何か購入するときには稟議を出してもらうことにしていますが、「これ買っていいですか?」という稟議はお断りしたいと考えています。

「今の経営状況からすると、これを買っても問題ないし、これを買うことでこれだけの経営インパクトがあるので、買いますよ!」と言われたら承認してあげたいと考えています。

 

何か判断をしなければならないときに、自分で経営目線で判断できるようになるように経営数字を完全に透明化しています。

経営が傾いたとき、キャッシュが厳しいとき、そういうときこそ社員みんなで考え抜いていきたいし、そうすれば必ず乗り越えられるメンバーしかいないと思っているので、心強く思っています。

先日メンバーの一人から「来月キャッシュフローヤバくないですか?私の給与遅らせてもいいですよ」と言われました。そんなにヤバくはないと思うが、そういうところを気にしてくれるところがホント嬉しかったです。

 

次に給与の完全透明化です。

ウチの会社では社内のホワイトボードに全社員の給与を書いてあるくらいに、透明化しています。

誰がいくら貰っているか?手当はいくらか?全部公開してます。

そしておそらく上場企業に比べても高い方に入る給与水準です。実力主義なので若くて能力高いメンバーは年齢の割に!!という感じになります。

 

メンバーがみんなお互い尊敬し合っているという(そういうメンバーしかいない)前提で、給与は定期的にみんなで見直したいと思っています。

そのときに一つポリシーを持っています。絶対に給与は下げないということ!

 

例えば月収100万円の社員がいたとして、その人がみんなからみて100万円の価値を出していないと判断した場合に、みんなでその人にフィードバックをします。

そのフィードバックはその人が100万円の価値がある人になるために足りないものを全部伝えてあげるということ。

言われた人はみんなの期待に応えられるように改善し取り組みます。(きっと)

まあ今後、ないとは思いますが数ヶ月連続で改善されなかったりすることもあると思いますが、そのときには自ら身を引く人を採用しているつもりです。

 

そしてこの給与を決めるときにも経営指標をみながら、自分の給与アップをアピールしたり、全員のアップを提案したり、他人のアップを推薦したり、活発な議論が繰り広げられることを期待しています。

 

まだまだ仕組みづくりは甘いし、社員全員が完璧に満足しているわけではないと思いますし、難しいチャレンジであることは間違いないのですが、だからこそチャレンジしていきたいと思います。

 

ちなみに僕の給与は月収ベースでいうと高い方(年収ベースでいうと他のメンバーより低い?)なので、みんなよりも価値を出さないと!と必死です。

そういうプレッシャーという意味でも良い効果は出ているんじゃないかなと思います。

 

ブラックボックスをつくらない!お客様との関係においても、社内でも心がけていきます。