「AI」という言葉

会社を立ち上げて5ヶ月が経とうとしています。

未だに生き続けていることの奇跡に感謝です。そして今月からは正社員としても新たなメンバーが加わり、スポットでお手伝いいただいているメンバーも含めると15名を超えています。

引き続き、関わってくれているメンバー、お客さん、パートナー、みんながハッピーになる為にはどうすればいいかを考え続けながら、自分なりに頑張っていこうと思います。

 

さて、人によって「人工知能(AI)」の考え方は違うことが多いです。

以前からある簡単なAIもあれば、最近登場した高速処理が必要なAIもあります。

 

そして新聞やテレビなどのメディアはこぞってAIを取り上げます。簡単なものから難しいものまで全部「AI」という言葉で。(最近でこそやっとディープラーニングとかも使われ始めたけど)

 

以前の自分はディープラーニングなど最近登場したAIの開発がメインだったので、メディアで旧来のAIの話があたかも最新のように取り上げられているのをみると、「ダサっ!」と思ってしまったりしていました。最新のやつがカッコいい、すごいんだと思っていました。

 

確かに最新のAIの研究は本当に面白いし、Innovationを感じます。

ただし、Innovativeかという話とそれがValuableなものであるかは別であると考えていて、技術的にInnovativeでもビジネス的にはそうではない場合も多々あるように感じます。勿論、技術的にInnovativeでビジネス的にValuableなAIが最高ですし、追求していきたいと思うものの現実はそんなに甘くはないわけです。

 

ValuableなAIという観点から考えていくと、実はそのAIは旧来のAIであったりすることもあります。

どうしてもまだデータが少ないことも多く、そのデータ量にあったAIを構築する努力をしなければならないと考えています。

つまり、技術(理想)にビジネス(現実)を合わせるだけでなく、ビジネスに技術を合わせていくことも必要な時代だと思っていて、我々のチームはそこに取り組んでいます。

 

勿論データが沢山あって、ディープラーニングとか強化学習を回せて価値が出ることが一番面白いし良いと思いますが、データがないならないなりに、今できることをやり、将来のためのデータ蓄積を始めることが重要で、結果(価値)を出しながら、将来を見据えた準備をすることが重要だと思っています。

これをしばらくは事業として、できる限り多くのお客様に価値を届けたいと強く思っています。

 

余談。小学生の頃はすぐにクリアできたロックマンですが、大人になってやってみると全然クリアできない。色んな劣化なのか。。。