AIに興味を持つ方々

平成が終わろうとしており、我々KICONIA WORKSからすると第1期が終了となります(戦略的に4月決算という珍しい会社なので)

 

最近クローズドなAIイベントへの登壇依頼をいただくことが多く、そこで様々な方々と腹を割って話すことが出来ています。一応非常に好評と伺っています。

個人的にも非常に勉強になることばかりです。

 

さて、こうしたイベントで皆さんとお話をすると3つのグループに企業(組織、担当者)を分類できる気がします。

 

  1. AIに何らか取り組み、成功も失敗もしていて、ある程度AIの業界を理解している
  2. これからやろうとしている(やり始めたところ)
  3. やるつもりもないが、情報収集を何故かしている

 

基本的に私は3の人が多そうなイベントとマーケティング費用のかかる登壇はお断りしているので、1と2について書こうと思います。

(ちなみに我々はマーケティングコストを極限まで下げてお客様や従業員に還元する考えなので。。。)

 

1の人は本当に詳しい人が多く、私の話を物凄い勢いで頷いてくれて話を聞いてくださいます。

失敗事例やAIを委託するときの会社選び、業界のあるあるみたいのをぶっちゃけ話してしまうことが多い私ですが、皆さんと本当に話が合います。

そしてこうした会社は我々のお客様になっていただくことが多いです。

1例ですが、例えば某大企業と一年以上かけて数千万円かけて取り組んだけど結局何も得られなかった。。。でもその後我々とやり始めて数ヶ月数百万円で上記以上結果が出たみたいな例もあります。

 

2の人は、失敗する寸前だったり、失敗に向けて真っしぐらだったりします。たまに一緒に取り組んでいるAI開発ベンダーの名前を聞いて、それならば大丈夫だと安心することもありますが、基本は「あ〜あ、そことやってしまっているのか〜(そりゃ厳しい)」と思うことも多いです。

 

今後も積極的にお声がけいただいたイベントには登壇して、色々なことをシェアして業界を盛り上げていこうと思います!

1のような人には改めてAIへの取り組みをしたいと思わせたいし、2のような人には失敗しないようにアドバイスし続けたいし失敗した時のバックアップを考えてあげたい、そして3のような人には、スモールスタートで小さな成功を積み重ねていくことやそれほど高額でなくても始めることができることをシェアしたいと考えています。

 

そういえば、最近AI業界の人は「AI」という言葉を使わないというプレゼンを見ました。その通りだな〜と思いました笑

確かに我々のオフィスで「AI」や「人工知能」という言葉を全く聞かない。かといって「機械学習」とか「深層学習」とか、そういった言葉もあまり聞かず、もっと細かい単位でのアルゴリズムの言葉とかが飛び交っている気がします。

とはいえ、短い時間のプレゼンや営業では一言でわかりやすく「AI」という言葉を使ってしまっていて、ことの使い分けができることが重要なんだろうなと思いました。