需要と供給の狭間でどうしていくのか

相変わらず会社は順調です。まあCFにはいまだに気を遣っているし、投資に関しては慎重に進めております。

イタ電のような電話が会社にいきなり来たり、自分の個人携帯に詐欺電話が来たりして、そろそろ何かヤバいものに巻き込まれたかと思ってましたが、結局原因はおおよそ特定されて一件落着しましたが、会社が上手くいけばいくほど何か落とし穴があるんじゃないかと保守的になり、心配性な性格は経営者になっても変わっていません。。。

 

さて、以前にも書いているし、セミナーなどで登壇の機会をいただくときもいつも言っていますが、我々KICONIA WORKSは純粋なマーケティング費用に一切予算をかけていません。

だいたいですが、お客様との出会いのきっかけは、下記のようなことから始まります。

・パートナー企業様からのご紹介:4割

・口コミ:3割

・リピート(企業は同じだが部署が違う等):2割

・このブログ:1割

 

社内の人数は6〜10人くらい(レアキャラ含む)で対応しているわけですが、今まで稼働工数が不足しているのでお断りしたことがないのが自慢です!

イメージは町のお医者さんかなと思っていて、患者さんが来院したのに「今忙しいので」と断ることなんてないですよね?それと同じで我々も断ったことはありません。

もちろん、「隣の病院の専門の先生に診てもらった方がいい」とか「そもそもそれは病院に来るほどじゃないよ」というようなお断りだったり、「(適正かつ最安だが)手術費高いのでやめます」と患者さんから言われてしまうということはあります。

 

そんな我々の中で最近よく話に上がるのが、「いつか断らなきゃいけない時が来るのか」という話です。

組織のビジョンである「信頼と価値の最大化」は、目の前にいる顧客と信頼関係を築き、テクノロジーを活用して最大の価値を提供するという意味なので、どんな顧客にもそれを実現しなければならないと考えていますが、需要が供給を上回ってしまうこともあるかもしれません。(今までも綱渡りだったので。。。)

 

まずは、そうならないような仕組み作りということで、

①人員の強化(8月に3人も増えました!)

②プロジェクトの振り返りと社内の効率化からプロジェクト進行の高速化

をはかってきました。

これにより今までの倍以上の稼働が確保されたように思えます。(新戦力の頼もしさが凄い。。。)

 

それでも今後の戦略上、稼働が足りなくなってしまうことがあるかもしれません。

マーケもやっていないのだから、何らかの手法で何とか名も知れない中小企業を探してきてくれたお客様に対して、「稼働割けません」というのは最後まで言いたくないけど、そんなことがあるかも知れません。

 

そのときに、我々はどんな判断をすべきなのか。いくつか考え方はあります。

①見積金額を上げる(お金払ってくれるお客様だけ選ぶ)

②価値を最大化できそうなプロジェクトを優先(お客様への貢献度でお客様を選ぶ)

③1〜2ヶ月待ってもらう

④早いもの順(たまたま稼働空いてる時)

⑤信頼している他社を紹介する

 

①は絶対ないし、やってはいけない!今の見積もりはおそらく業界最安値だけど、これは自分たちが努力をした結果であって、その金額をただ顧客をふるいにかける理由だけで変えたくはない!!

②もなんだかんだで自分よがりな気がする。。。

③④はお客様が良いなら・・・と思うけどサービス提供者としてはイケてない。

⑤、そもそも他社も忙しい。。。

 

結局答えはなく、今後も考え続ける!!